「薄商い」なのにレート急変するってなんで??理由を世界一わかりやすく解説します

コラム

 

 

今年もお疲れっした!!

 

え、ちょっと早くない?

 

そんなことない、成績の良かったディーラーたちは早々に休暇に入ってるらしいぞ

 

お前、成績よくないやん

 

ギクっ…

 

 

 

年の瀬の「薄商い」にご注意を

 

年の瀬にトレードするんなら気をつけてほしいことがあるんだよね

 

おお、気をつけてやれよー

 

ちょっと黙っててw

 

 

 

薄商いってなに?

 

【薄商いとは】

取引量(出来高)が少なく相場が閑散としている状態。材料不足やイベントの結果待ちなどの際に生じやすい。取引量が全体的に少ないと、わずかな売りや買いで相場や株価などが一方向に大きく動くことがある。様子見ムード、模様眺めなどといわれることもある。

 

薄商い=うすあきない

用語としては聞いたことあるかな、なんとなくのイメージが理解できてればOKなんだけど、

 

全然動かないこと

 

FXは24h取引が可能ですがずっと活発に取引されているわけじゃないんです。

一般的にはロンドン、NYの市場が開いている時間帯が取引が活発になります。

日本時間でいうと17:00(ロンドン開場)23:30(NY開場)※冬時間表記

全然動かないということは、スキャルピングするにしてもデイトレするにしてもチャンスが少ないってこと。

ましてやスイングならほとんどチャート見てなくてOKって感じです。

 

 

 

【注意】証券会社のスケジュールとマーケットのスケジュールは異なる

 

よくある勘違いですが、

証券会社のスケジュールを見て期待してトレードしてしまうことは危険です。

証券会社の取引システムは証券会社が提供しているものなので、実際の株式市場、為替マーケット等とは異なります。

 

 

今年の場合は1/1,2(土日)のみ休みが多いです。※正しくはご自身が使っている証券会社公式から確認してください

 

 

「薄商い」とは証券会社は休みでなく通常通りにトレードできるけど、ロンドンやNYの株式市場等が休場で値動きが限定的である場合を指します。

なのでトレードするにあたって大事なことは、

 

各国マーケットのスケジュールを確認しておくこと

 

です。

例えば24日

 

 

ほとんどの市場が休場か半ドン(午前中のみ営業)

それでも一応、FXトレードはできます

けど、たぶんほとんど動かない

こんな状況を「薄商い」と呼びます。

 

 

 

「薄商い」なのにレート急変する理由

 

さー!本題!!

 

動かないんじゃないの?

 

そう!その油断が命取りに…

 

えええ…

 

クリスマス前後および年末年始は通常よりも流動性が低下し、相場が急変動しやすくなると共に、インターバンクのスプレッドも拡大する傾向があります。お取引やポジション管理につきましては十分にご注意いただきますよう、お願いいたします。

(SMBC日興証券HPより抜粋)

 

こんな風に証券会社でも注意喚起が…

 

 

 

アルゴリズム取引が引き起こすレート急変

 

最近の主流は「アルゴリズム取引」だと言われています。

 

特に大金を扱う大口はアルゴリズムを駆使して取引をしているらしい

具体的には、

ヘッドライン(ニュース速報)が出た時にAIがポジティブネガティブを即座に判断して注文を出せる

人間がニュースチェックして注文執行するよりもはるかに早いですよね。

だから薄商いだろうが関係なくいつでも注文を出せるってわけです。

 

 

あとは、

経済指標発表時にも数字を即座に判断して注文を出す

さらには、

一定のルールに沿った自動売買プログラム

等々、とにかく自動化されている印象ですね。

で、通常の取引量がある時であればアルゴリズム取引に対して反対売買や逆張りするアルゴリズムが働いたりもするので、

乱高下はしますが材料なしに一定方向に行き過ぎることはないんです。

 

 

 

レート急変する理由は〇〇がない(少ない)から

 

さらに、薄商いの場合〇〇が少ない

 

〇〇=指値

 

です。

通常の市場参加者がたくさんいる時ならレートの上にも下にも大量の指値(=反対売買)が仕込んであるのが普通です。

この指値が抑止力となって、レートが一定方向に行き過ぎる力を和らげたりもしますが、

薄商いだとこの抑止力が働かないんですよね。

これが最大の理由です。

 

 

本来なら止まるはずが止める力(指値)が働かないために止まらずにレート急変、さらにはクラッシュと呼ばれる事故的な値動きに繋がりやすい状況が「薄商い」です。

トレーダーが休んでいてもアルゴリズムにより自動取引が実行される→トレンドとなった場合に抑止力となる指値が機能しない→損切りが損切りを呼びさらなるレート急変に繋がる

 

 

・・・ポジションの持ち越しがいかに高リスクか理解できましたか?

 

ひえええええ😱😱😱

 

 

 

まとめ

 

薄商い=動かない

 

は基本で決めつけるのは危険です。

 

 

薄商いの時ほどレート急変は起こりやすく、

さらに言うと、

レート急変を起こしやすい=狙われやすい

とも言えます。

 

 

ぼくら個人トレーダーにできることは

①できるだけポジションは持ち越さない

②口座資金を適正にしておく

③薄商いになるスケジュールを確認しておく

 

 

ま、トレードの基本事項やな!

 

そ、そうだねw

 

 

ではでは、今年も残り少ないですががんばりましょう!

bye-bye

 

 

¥5,000キャッシュバックが熱い!!👇

LINE証券 FX口座開設

 

グリのメイン口座👇

LION FX ヒロセ通商

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました