
か、か、勝手に、お金が増えるう??❤️
まさに、君みたいな人向けに解説しますw

人じゃねーし、怪獣だし
・・・。
スワップ投資は絶対NG。理由を解説します
スワップとは、交換という意味を持ち、2つの当事者の間であらかじめ合意された数式にしたがって求められたキャッシュフローを決められた期間に、決められた回数だけ交換する取引のことです。その条件は、固定であったり変動であったり、また数値もそれぞれに異なります。キャッシュフローを交換することをスワップ取引と呼んだり、2国間の通貨を売買(外国為替証拠金取引)で発生する金利差のことをスワップ金利と呼ぶなどして使われる言葉です。

・・・は?
ですよねw
超簡単に説明します!!
通貨を保有していると金利がもらえます。
FXのドル円ロングの状態は、
円をドルに両替することを確定させた状態。あとはいつ決済するかですが、その間に金利差が発生します。
これがスワップポイント。
円よりドルのほうが金利が高いので、ドル円ロングのポジションを保有しているとプラスのスワップポイント、すなわちポジションを保有しているだけで勝手にお金が増えていくということです。(※詳細の数値等はFX会社により異なります)

おおお!魔法や!
たしかに、放置で勝手にスワップは受け取れる。魔法と呼ばれたり、一時期人気のあった手法でもあります。しかしこの世にそんな上手い話はないわけで。
そのカラクリを説明していきます。
スワップ投資の代表格「トルコリラ」
より効率よくスワップ投資をするにはより高金利の国の通貨を保有することです。
そこで2021.9.28現在、最もスワップ投資に向いている通貨ペアは
トルコリラ/円
です。
いまや日本は超低金利政策の代表国、反対にトルコは高金利国です。
この二国間の金利差を利用するのが最大のスワップポイントを得る方法です。(※各国政策金利によって変動します)
FX会社にもよりますが、トルコ/円のロングポジションを1万通貨保有すると1日で43円のスワップポイントがつきます。
1万通貨とはMT4なら0.1ロット、国内FX会社なら証拠金10万ほど入金しておけば保有できる通貨量です。
10万円を担保に毎日43円を受け取るイメージです。
レバレッジを10倍かければ1日430円。1ヶ月で(430✖︎営業日20日間)8,600円。
その間、特に何もすることはありません。
まさしく不労所得(笑)

(笑)が気になるなw
絵に描いた餅、ってことだよw
スワップ投資は【必ず】破綻します。その理由
持論にはなりますが金融経済の仕組み上、スワップ投資が成就することはないと考えます。
もちろん短期的に儲かった、ということはあるでしょうがそれは単純にトレードの考え方です。「スワップ投資」として儲かることは基本的にあり得ません。
理由は大きく分けて2つあります。
理由①カジュアルに暴落が起こる
いま世界で高金利政策を敷いているのは新興国です。
新興国通貨というのはドルや円に比べて不安定です。
ドルや円が明日から価値が0になりました、なんてことはあり得ないでしょうが、新興国通貨にはそのリスクがあります。
実際にアルゼンチンなどでは幾度となくデフォルトを起こしておりネガティブなニュースに過剰な反応(通貨暴落)を起こします。
通貨暴落が起こるとどうなるか?
もちろんスワップは変わらず受け取れますが、通常の為替差益で莫大な損失となります。
「スワップポイントがたくさんもらえる→通貨暴落リスクが高い」と言い換えることもできます。
理由②常に実際の価値より高い
「高金利通貨に資金は流れる」
これは為替マーケットの基本原理です。
FX初心者の方はそんなに気にしていないかもしれませんが、為替強弱は各国の金利政策によって決まると言っても過言ではありません。
そのくらい大事な金利。

あれ?だったら高金利通貨のトルコリラには資金が集まってトルコリラ高。トルコリラ/円ロングは爆益ちゃうん?
それが初心者の考え方。

ぐぬぬ…
金融マーケットというものは先を先を折り込むもの。
高金利であることによってすでに大量の資金流入が起こっている状態なんです。
つまり通常よりも高く評価されがち。裏を返せば多少の出来事で下げる幅は通常以上。
高金利通貨は
上がりにくく、下がりやすい
そういう地盤が整っていると言えます。
スワップを受け取るにはトルコリラ/円のロングですよね。
「上がりにくく、下がりやすい」通貨ペアのロングを保有することほどFXでバカなことはありません。
仮にトルコリラスワップ狙いをしていたら
実はつい先日(2021.9.23)トルコにとって大きな出来事が起こりました。
まさしく今回のテーマである金融政策の変更です。19%だった金利を18%に引き下げることを中央銀行が発表。
サプライズだったこともあり、トルコリラは急落
スワップ狙いしていたら、悲劇でしたね。
さらに、過去5年間ぐらいのチャートを眺めると、
(画像はTradingView)
このチャート見て、買おうと思う人はいませんし、そもそも新興国高金利通貨はこうなる運命なんです。
基本的にスワップ狙いは長期目線で放置です。
この5年間ロングして放置していたら、もちろんスワップはプラスですが為替差益で大きなマイナス。
証拠金も足りなくなるので下手したらすでに強制ロスカット(強制ロスカットになったら決済されるということなのでプラススワップの受け取りも止まります)
それか追い金して耐えたとしても、引き出せないので資金凍結のようなものですよね。
つまり、、、
スワップ狙いは成就しないんです
スワップ投資を勧めるFX会社の闇
画像は某FX会社から届くメッセージ
FX会社はこんな感じでスワップ投資をおすすめしてきます。
これはまさしく初心者狩りなので
楽して儲かりそうな雰囲気
に騙されないようにしてください。
ここまで説明してきたように、スワップ投資は成就しません。

スワップ煽り、昔ほどじゃないけど、今でもあるんやな。。
そう。スワップポイントはFX業者ごとに異なるからより有利にスワップ投資できるFX業者ランキングなんてのもよく見かけました。
たぶんスワップ投資が流行ったのは10年ぐらい前かな、豪ドルやNZドルが高金利通貨でした。
何を隠そうボク自信、スワップ投資で痛い目を見た経験をしていて、、
豪ドル/円ロング→毎日のスワップポイントに浮かれる→チャート下がって含み損えぐい→マージンコール→追加入金して耐える→さらに下がる→マージンコール→スワップがゴミに思えるほどの含み損を抱える→だんだんどうでもよくなる→塩漬け→強制ロスカット

あれは、辛かったな…
うん、FX雑誌買って勉強したのに、シミュレーションとかしたのに、、、
あの頃はまだ豪ドル=オーストラリアとかだと新興国リスクは少なかったので、、、今はさらに危険な投資法と言えますよね、スワップって。
FX会社からしてみると新規顧客獲得のいっかんでやってることなんでしょうが、、、
【結果論】今年はドル円ロングしておけば
見にくくてすみませんw
左端がほぼ昨年末です。
今年のドル円はここまで堅調に上昇トレンドでした。
結果論ですが、今年の初めにドル円ロングを保有していたら、為替差益も10円近くと大きく、さらに毎日のスワップポイントが受け取れました。
FX会社にもよりますが、国内の会社ならほぼほぼドル円ロングはプラススワップです。
「高金利通貨に資金は流れる」これは為替マーケットの基本原理です。
と前述しました。
今年これまでのドル円の値動きはまさしくこれで、
円は超低金利政策をずっと据え置き
ドルはコロナによる緊急利下げ後利上げ(元に戻す)局面でした。
コロナによる緊急利下げ時でも、円よりドルの金利のほうが高いので基本原理としてはドルに資金は流れます。
その後アメリカは元に戻す時期を探り今年は「テーパリング」という言葉が非常に意識されました。
【テーパリングとは】
中央銀行が超金融緩和状態から抜け出す過程で採用する出口戦略の一つで、量的緩和策による資産買い入れ額を徐々に減らしていくこと。
さらにドルと円は新興国通貨ではないのでデフォルトリスクもほぼありません。
スワップ投資の考え方とは異なるかもしれませんが、金融経済の基本原理を理解できていれば今年ここまでのドル円相場は割と簡単だったのではないでしょうか。
スワップはおまけぐらいに考えておくと、ずっとドル円ロングをホールドできて、まあまあのスワップポイントが貯まったのでは。
まとめ

うんうん。スワップ狙いはNGやな
あれ、いたの?

いたよー!忘れないでー!
スワップ投資については、ぼくは金融経済の原理原則として「絶対に勝てない投資手法」だと思っています。
だからこんな記事を書きました。
もし世界の流れが変わったら意見も変わるかもしれませんが、今のところは絶対にお勧めできません。
スワップはおまけ。FXはレバレッジトレード、長期間ポジション保有することはリスク以外の何者でもありません。
もっと低リスクを求めるならFXである必要はないんですよ。
そもそもFXとかのレバレッジトレードに安全性を必要以上に求めることはナンセンスだと思います。
それこそ現物株やETFコツコツ買い集めるのが安全策でしょう。
木を見て森を見ず
広く視野を持てば、自ずと勝率も上がると思いますし、個人個人の考え方にも最適なトレード手法、投資手法が見つかると思います。
ではでは!
皆様に爆益あれ!
bye-bye
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