【超悲報】ビットコインが電子ゴミになる日

仮想通貨/ビットコイン

 

2021年明けて早速300万円の大台を突破したビットコイン。

さらに加速し瞬きする間も無く400万円を突破。まさにお祭りモード。

コインチェックではTVCMまで始まり大いに盛り上がってきております。

コインチェックTVCM_「ロケット」篇

 

保有してる人は寝て起きたら資産が増えている日々が続きさぞかし気分が良いでしょう。

ただ気になるのは一体どこまで上がるのか。

一部では4,000万円。6,000万円。億を超えていく、なんて専門家(笑)も出現してきましたね。

一言だけホンネを言わせてください。

このバカチンがああああ!!!!

結論、ビットコインは「電子ゴミ」となります。

 

通貨の価値を担保するものとは

新しいテクノロジーを語るのに歴史は外せません。

通貨の歴史からなぜビットコインが電子ゴミになると予測するのか、説明していきましょう。

ちなみに陰謀論や個人的にビットコインが嫌いとかそういう感情は全くありません。

ロジカルに。とにかくロジカルにビットコインの不確実性を紐解いていきましょう。

 

ビットコインが仮想通貨ならドルや円は?

ビットコインは「仮想通貨」なんて呼ばれますが一体何が「仮想」なのでしょうか。

ドルや円は「現実通貨」?

そんなことありません。

ドルや円だってすでに「仮想通貨」なのです。歴史から解説します。

 

ゴールドとビットコイン

ビットコインを考える上で知っておかなければならないのが「金本位制」です。

簡単にいうと、通貨(ドルや円)の価値を担保するのは金(ゴールド)だということ。

この制度下では通貨の量=ゴールドの保有量ということだったのである意味「現実通貨」としてもOKでしょう。

しかしこの制度は1933年には世界的に崩壊しています。

崩壊した理由は通貨量と金の保有量とが比例しなくなり物理的に価値を担保できなくなったから。通貨量は刷れば刷るほど増えていきますが金(ゴールド)は限りがありますからね。経済の成熟により制度の限界を迎えたわけです。

なぜかビットコインとゴールドは似ていると対比構造にされますが、それはただ「ドル以外」の資産逃避先として「今だけ」選択されているのではないでしょうか。

そもそも為替市場と株式市場とビットコイン(仮想通貨)の市場規模を比較すると

・為替:6.65兆米ドル
・株式:3260億米ドル
・仮想通貨:390億米ドル

(※出所:CoinMarketCap、World Federation of Exchanges、BIS

わかりやすく比にすると

為替:株式:仮想通貨=167:8:1

古いデータなので多少仮想通貨の市場規模は拡大していると思いますが、為替市場の投資マネーがちょっとだけ仮想通貨に流れるだけでビットコインは大きく反応します。

逆にビットコインや仮想通貨全体に影響を与えるようなバッドニュースが出た場合、大口の投資家がちょっとだけ仮想通貨市場に移動させていたマネーを為替市場や株式市場に戻すだけで暴落します。

最近ではXRP(リップル)の暴落が記憶に新しいですね。

 

マネーと暴力

少し話が逸れました。戻しましょう。

つまり何が言いたいのかというと、通貨とは通貨以外の何かによって担保されていないと通貨として機能しないものなんです。

かつては金(ゴールド)が担保していました。

しかし金本位制の崩壊により担保するものがなくなりました。

代わりに何が通貨を担保しているかわかりますか?

国?信頼?法律?銀行?

さまざま議論はあるでしょうが、ここでの答えは

 

 

「暴力」

なんです。

暴力というとちょっと怖い感じがしますが、これは紛れもない事実です。言い換えるなら「国」でもいいんですが、国力をあらわすモノサシとしてお金(通貨)とするならそれを担保するのは暴力(軍隊)でしょう。

マネーを語るときに暴力の存在は無視できません。

今現在、世界最強の通貨は米ドルです。理由はアメリカが世界最強の軍隊である米軍を有しているからです。シンプルなんです。

お金の強さと暴力の強さは比例します。昔からそうです。歴史が証明してます。

各国の通貨の価値を担保するのは各国の軍隊(暴力)です。

 

例えば日本の警察も円の価値を担保する暴力です。

買い物をするとき店側が1万円と決めた商品を1千円で購入することはできません。無理やり1千円で購入しようとすれば警察(暴力)が介入してきます。

その商品が1万円と決めたのは店ですが、その価値を担保するのは大きな意味では警察(暴力)ということです。

人々はその商品に1万円の価値を見出せず、1千円の価値しかないと合理的に判断したとしても購入するには1万円が必要です。

買わなければいい、と思うでしょうが、次のような場合はいかがでしょうか?

 

大手キャリア三社携帯電話料金値下げ

記憶に新しいニュースですが、大手キャリア三社(docomo、au、Softbank)の携帯電話料金が菅政権への意向とともに値下げとなりました。

携帯電話はもはやインフラ。買わなければいいじゃん?とはなりませんよね。しかしこれまで私たちは必要以上の円を暴力によってむしり取られていたのです。

メインブランドはあっという間に半額以下となりましたが、疑問に感じた人も多いはず。

なぜここまで放置されていたのでしょうか。

 

ビットコインの価値を担保するもの

ビットコインが電子ゴミになると予測する最大の理由です。

ビットコインの価値を担保するものって、無いんです。

おもちゃ銀行やゲームの世界でのみ使用できるコインと同じってこと。

今こぞって世界中の人々が買っているビットコインですが、飽きたら無価値。すなわち電子ゴミになるってこと。

円の価値は自衛隊や警察が、米ドルの価値は米軍が、ユーロの価値は欧州連合部隊(EUFOR)が担保している形ですがビットコインは?

ブロックチェーンの技術により中身は守られるかもしれませんが、それを扱う「人の暴走」は誰にも止めることはできません。だって決めるのは暴力の中枢にいる権力者なのだから。

 

強国による介入リスク

ビットコインが電子ゴミになると予想する理由は大きく分けて2つ。

1つ目が既に述べた

「ビットコインの価値を担保するものが無い」

という理由。つまりビットコインが本当の意味で「通貨」となる日は来ないと思っています。本質的な根っこの部分は以上。この先はビットコインがこれ以上高騰を続けるとどうなるのか、といったテクニカルな部分です。

それがこれから述べる「強国による介入リスク」

 

フェイスブック「Libra」がアメリカ政府に抑え込まれた理由

ビットコインは世界共通の通貨とも言われます。たしかにアルゼンチンのように何度もデフォルト(債務不履行)する国の国民は自国の通貨でなくビットコインを保有したいと考えるのは自然な流れです。

国民一人一人レベルで考えると、このグローバルな時代、どこの国でも共通の通貨で食事や買い物ができることはメリット以外のなにものでもないでしょう。

しかし強国からすると自国の通貨を脅かす存在はなるだけ排除したいと考えます。

記憶に新しいのはフェイスブックの「Libra」

2019年6月にフェイスブックが公表。2020年からの実用化を目指しましたがあっけなく白紙転換。理由はアメリカ政府により抑え込みです。

「Libra」とはビットコインなどの仮想通貨と同様のデジタル通貨。しかし他と大きく異なるのがその規模感です。

さらに目的が「安定通貨」

つまり円やドルの代替品ということです。そして構想段階で「Libra」は円やドルをリアルに脅かすことが容易に想像できました(Facebookやインスタグラムの全世界利用者数から)

だからアメリカ政府は焦って海の藻屑としたのです。

もちろん今後「Libra」が普及する可能性はあります。しかしその頃には様々な(アメリカ政府にとって有利な)条件が追加されていることでしょう。

一言で言うとフェイスブック「Libra」がアメリカ政府に抑え込まれた理由は「Libra」がドルに対して脅威になり得るからです。

 

ビットコインはまだ脅威となっていない!?

つまりこういうこと。まだまだ円やユーロ、ドルを脅かす存在と認識されていないんです。

やろうと思えば「いちゃもん」はいくらでもつけられます。ただやらないのはビットコインがまだまだエンタメだからです。

さらに盛り上がりを加速させ、国が介入してきたとき、ビットコインは終わりを迎えるでしょう。

それまでに500万円、1,000万円と値をつけたとしてもそれはまさしくデジタル上のただの数値。価値の担保された通貨に替えておかないとデジタルの中に消えていきます。

これを「電子ゴミ」以外なんと表現すればいいのでしょうか。

 

終わりに

ここまで読み進めていただきありがとうございます。

あくまでぼく個人の意見として参考までにしていただければと思います。

ビットコイン(仮想通貨)に対して否定的な意見を述べましたがなにも投資するなと言っているわけではありません。

まだまだ未知のテクノロジーで可能性は大いに感じています。ただ老婆心で言わせてもらうと過度な期待は禁物で、投資するにしてもポートフォリオの1%。多くても3%までにとどめるのが賢明でしょう。

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