2009年1月に誕生したビットコイン。
その後、ビットコイン価格が急騰したこともあり、ビットコイン投資を始めた人は多いと思います。
しかし、個別株やFXと違って、まだまだ情報量が少なく、何も知らずに始めている人も多いのが現状です。
これから始める人、そしてビットコインを理解できていない人に向けて、今回はビットコイン(仮想通貨)を始める前に知っておきたい5つをご紹介します。
①税金がかかる
老後2,000万円問題もあり、投資で利益を出したいと思う人が多くなっていますが、投資で得た利益には税金がかかります。
仮想通貨のビットコインももちろんその一つに該当するため、確定申告が必要となります。
ビットコインは個別株のように売買で得た利益だけが課税対象ではなく、課税対象と判断するタイミングは複数あるので、注意が必要です。
売却したタイミング
ビットコインは主に仮想通貨取引所で取引を行いますが、ビットコインを購入した価格よりも高値で売ることができれば、利益を得ることができます。
この利益は課税対象となりますが、よく「取引で利益を得たとしても口座から出金していないから課税対象外」と勘違いしている人が多いです。
しかし、この課税対象は1年間の取引の累計額となります。
利益が出る時もあれば、損失が出る時もあると思います。
この場合は、利益と損失を相殺することができるので、売買の履歴はしっかりと記録しておくことをおすすめします。
仮想通貨で買い物をしたタイミング
仮想通貨は他の投資商品とは異なり、買い物をすることができるのが特徴の一つです。
但し、この時に忘れてはいけないのがこの買い物をした時にも納税義務があります。
例えば、1万円で買ったビットコインで10万円分の買い物をした時(ビットコインが値上がりし10万円の価値に上昇した場合)、10万円ー1万円の9万円が課税対象となります。
仮想通貨で他の仮想通貨を購入したタイミング
ビットコインから他の仮想通貨(例えばイーサリアム等)に乗り換える時、ビットコインを一度売却して日本円に換金してからイーサリアムを購入することと同じ取引になるため、この売却をしたタイミングで納税義務が発生します。
マイニングの報酬で仮想通貨を取得したタイミング
仮想通貨は円やドルのように中央銀行がなく、ブロックチェーン技術で管理されています。
その管理の中でトレーダーの取引情報を承認する(確認する)作業をマイニングと言います。
このマイニングをした人には報酬が支払われ、その報酬は課税対象となります。
②ハッキングリスク
多くの人が仮想通貨のことを知ったきっかけの一つに2018年1月に外部のハッキングにより580億円のネム流出事件が挙げられます。
仮想通貨は中央銀行が存在しないことに加え、近年ネットバンキングの不正な乗っ取りが多発しているように、常にハッキングの標的にされるというリスクがあります。
各サービスにおいてセキュリティ対策は十分に行っているところがほとんどですが、常にハッキングリスクがあるいうことを覚えておく必要があります。
ハッキングされた場合、保証されないケースもあるため、多額の投資を一つの口座でしようとしている人は一度考え直した方がいいと思います。
③「販売所」ではなく「取引所」で購入しよう
仮想通貨を日本円で購入できる場所、それは「販売所」と「取引所」が挙げられます。
「販売所」も「取引所」もインターネット上で運営されているサービスですが、仕組みは全く異なるので自分に合った使い方で購入場所を選びましょう。
販売所とは、仮想通貨を売っている業者がユーザーに対して直接販売する仕組みのことを指します。
特徴は、販売所にとっては高くで売って安くで買うことで利益を出していくので、通常価格よりも高い価格設定で仮想通貨をユーザーに販売していて、そして通常よりも安い価格設定で売っているため、通常価格での売買よりも利益が少なくなってしまいます。
一方で、取引所は仮想通貨を持っている人と他のユーザーと取引をする仕組みのことを指しています。
仮想通貨を買いたい人と売りたい人の注文条件が一致した場合のみ売買が可能になります。個別株と似た仕組みで、買い手と売り手の条件が一致しなければ売買はできません。
しかし、販売所に比べて手数料を抑えることができるので、初心者の人は取引所で売買することがおすすめです。
特に取引所の中でも「コインチェック」は強固なセキュリティと豊富な取引通貨の売買ができる上に、他の取引所に比べて取引手数料が無料、且つ、最小注文額も低額のためおすすめできる仮想通貨取引所です。
④取引所によって価格が変わる
数多くの仮想通貨取引所が存在しますが、もちろん取引所も利益を出す必要があります。
その利益とはどこで出すのかというと、「スプレッド」になります。
このスプレッドは固定されているわけではないので、売買の都度で変わっています。
また、このスプレッドは取引所ごとに異なるので、同じ銘柄だとしても取引所によって価格が異なります。
取引所によって傾向があるので、その傾向や自分の取引スタイルに合った取引所を選ぶことがおすすめです。
⑤1BTC以下でも購入できる
意外とこれ知らない人多いです。
現在のビットコインの価格は300万円から400万円を推移しています。
この価格を聞いて、300万円以上の手元資金がないと購入できないと思っていませんか?
300万円が初期費用で必要となると、なかなか手が出ないと思いますが、実はビットコインは少額からでも投資することができます。
取引所や販売所によっては最低取引単位が異なりますが、コインチェック(仮想通貨取引所)であれば、500円から購入、売却することが可能です。
少額から投資ができるのは初心者にとってはとても魅力的で、少額から初めてみる投資手法にはとても向いていると思います。
またコインチェック独自の「Coincheckつみたて」は便利なサービスで、設定金額を自動で積み立て投資していくことが可能です。これをドルコスト平均法と言い、優秀な投資手法として確立されているものです。詳しくはこちらで解説しています👇
まとめ
老後2,000万円問題もあり、投資に興味を持っている人が多い中、仮想通貨、その中でもビットコインに興味を持っている人が多いかと思います。
他の投資手法に比べ、ビットコインは誕生してからまだ日は浅く、発展途上で魅力が多い投資手法です。
しかし、世の中に出ている情報量はまだまだ少なく、理解せずに始めている人が多いのも実情です。
しっかりとリスクを把握した上で、正しい投資をしましょう。
コインチェックは初心者向けのサービスが整っており、初めて取引をする人に向いているサービスです。
どこの取引所を使うか迷っている人は、是非、コインチェックを検討してみてください。
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